犬山市議会 2019-06-20
令和元年建設経済委員会( 6月20日)
統括主査 栗 木 西 代 君
********************
〇説明のため出席した者の職・氏名
都市整備部長 光 清 毅 君
経済環境部長 永 井 恵 三 君
都市計画課長 森 川 圭 二 君
都市計画課主幹 千 賀 敬 造 君
整備課長 高 橋 秀 成 君
土木管理課長 吉 田 昌 義 君
水道課長 梅 村 幸 男 君 下水道課長 五十嵐 康 君
環境課長 髙 木 衛 君 産業課長 武 内 雅 洋 君
観光交流課長 新 原 達 也 君 市民部長兼防災監 中 村 誠 君
********************
〇付託議案
第2号議案 犬山市
森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例の制定につ
いて
第5号議案 犬山市
附属機関設置条例の一部改正について(
建設経済委員会の所
管に属する
附属機関関係)
第16号議案 犬山市
農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改
正について
第17号議案 犬山市
道路占用料条例の一部改正について
第18号議案 犬山市
準用河川占用料条例の一部改正について
第19号議案 犬山市
法定外公共用物の管理に関する条例の一部改正について
第20号議案 犬山市下水道条例の一部改正について
第21号議案 犬山市
水道事業給水条例の一部改正について
第25号議案 令和元年度犬山市
一般会計補正予算(第4号)
第1条の第1表
歳入歳出予算補正中
歳 入
建設経済委員会の所管に属する歳入
歳 出 4款 衛生費(2項環境費)
6款 商工費
7款 土木費
第2条の第2表 繰越明許費
第27号議案 令和元年度犬山市
下水道事業会計補正予算(第1号)
********************
午前9時59分 開議
○委員長(水野正光君) ただいまの出席委員は7名であります。
定足数に達しておりますので、直ちに
建設経済委員会を開会いたします。
本委員会に付託されました案件は、
付託議案一覧表に記載のとおり、第2号議案 犬山市
森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例の制定について、第5号議案 犬山市
附属機関設置条例の一部改正について(
建設経済委員会の所管に属する
附属機関関係)、第16号議案 犬山市
農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、第17号議案 犬山市
道路占用料条例の一部改正について、第18号議案 犬山市
準用河川占用料条例の一部改正について、第19号議案 犬山市
法定外公共用物の管理に関する条例の一部改正について、第20号議案 犬山市下水道条例の一部改正について、第21号議案 犬山市
水道事業給水条例の一部改正について、第25号議案 令和元年度犬山市
一般会計補正予算(第4号)第1条の第1表
歳入歳出予算補正中、歳入
建設経済委員会の所管に属する歳入、歳出 4款 衛生費(2項環境費)、6款 商工費、7款 土木費、第2条の第2表 繰越明許費、第27号議案 令和元年度犬山市
下水道事業会計補正予算(第1号)であります。
お諮りいたします。
付託議案の審査の方法については、第17号議案から第19号議案までについては一括で説明を受け、質疑を行い、それ以外の議案については1議案ごとに当局の説明を受け、その都度質疑を行い、全
付託議案質疑終了後、討議、討論、採決を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 異議なしと認め、さよう決しました。
最初に、第2号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) (第2号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) おはようございます。第2号議案について質疑させていただきます。
全員協議会資料の2ページと3ページを参照しながら質疑させていただきますが、今回これ基金を使うことで、2ページの内容として市民の憩いの場となるように自然環境を生かした遊歩道等の整備に充当するように検討を進めると。長期的な活用が可能となるという説明があります。また、3ページの効果のほうにも、基金を積み立てることで、長期にわたり活用することが可能、計画的に事業は実施できるということが明記されておりますが、おっしゃるように市民の皆様のためにしっかり効果を発揮しなければいけないと考えていますので、計画的に事業を実施するために、どんな仕組みで事業を検討していくのか、そして、実施していくのかお伺いしたいんです。
懸念しているのが、要は単発のイベントとか講座をやって終わりでは、次へ続かないんで、どういった長期的な視点で事業を考えていくのか、そして実施していくのかについてお伺いいたします。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) では、柴田議員のご質疑にお答えいたします。
まず、基金を活用する目的としては、今、委員ご指摘のとおり、長期的な運用、計画的な運用を図るために基金に一時的にストックをしながら、事業展開していくということを考えております。
内容としましては、現在も森林保全等を対象に考えた講座等を展開しておりますが、そちらの内容の
グレードアップ、また新しい種目の追加等を考えております。
ハード整備的なところで言いますと、現在遊歩道等、過去にも一般質問等を受けておりますが、その中で整備のされていないところを再度整備をして、森林のほうに入っていけるような事業が展開できればなということを考えております。
現在、具体的な路線等については、まだ決定はしておりません。
以上です。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 内容はよくわかりましたけども、遊歩道をぜひ整備を進めていただきたいけども、まだ具体的な路線は整備しないと。これはいつぐらいから検討し始めて、いつぐらいからこの効果を得られるような事業を実施する考えなんでしょうか、お伺いいたします。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 現在、対象とする路線は幾つかピックアップはしてあります。今後、当初予算を組むに当たって、夏ごろからいろんな予算編成の検討に入っていくわけなんですけども、その中で絞り込み、より効果の出る路線を決定していきたいというふうに考えております。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 今の柴田委員と重複するかもしれませんが、この観察会や講座等を今後活動の内容として行っていくとありますが、現在、塔野地にあります
里山学センターとの活用方法をどのようにお考えかお示しをいただきたいと思います。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 諏訪委員のご質疑にお答えさせていただきます。
犬山里山学センターは、犬山市の自然保護、そういった保護活動の拠点として整備されてているものであります。当然今後、展開していく各事業においても
里山学センターを拠点としての展開ということを考えております。
現在、委託のほうで
管理業務委託と合わせて、市民を対象とした環境学習等の開催、これを年12回以上行いなさいよ、あと森林に関係する講座についても年7回以上お願いしますよということも委託内容に入っております。そちらのほうをもう一度、講座内容を精査のほうをさせていただいて、
グレードアップ、もしくはこの回数を増加していくということをまず一つ考えております。
そのほかにおいても、現在、当然演習林の中を散策するような、これは春と秋ですけども、実施をしております。犬山市と演習林、それから演習林の研究会という任意の団体がありまして、その3つが加わりながら展開しているものなんですけども、そちらのほうも強化をしていきながら、さらに事業展開ができればなというようなふうに考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 今の続きにもなるんですけども、現状のやっている講座が、ここ数年、どういう参加者の経緯とか、実績、成果はどうなっていますでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) まず、
里山学センターに委託している中の講座等については、回数としては12講座のほうが開催されております。それぞれ里山探検教室、これは118名の参加がありました。それから「じゃぶじゃぶ
ガサガサ魚とりin五条川」これも親子関係55名、それから夏休みの教室として実施したものが94名、それから東小学校の生徒対象に半ノ木川の生き物調べ、これが86名、城東小学校では田口洞の環境ということで、これは児童生徒合わせて149名、それから今井小学校、成沢川の生き物調べということで児童生徒13名、それから犬山中学校で職場体験としましてボランティアの関係の育成、これは生徒3名なんですけども、2日間を、それから東部中学校を対象に環境学習9名、それから同じく今井小学校を対象に森林教室、これが37名、
犬山フォレスター講座として延べ62名、
あと草木染め勉強会として151名の参加がありました。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君)
里山学研究所、あれは場所か、主催はNPO法人になるんでしょうか。市ではなくNPO法人かどうかということです。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 久世委員のご質疑にお答えさせていただきます。
こちらの業務については、管理業務と同じように、先ほどお話ししたように、指定の講座等を開催してくださいといったようなことの中の市の委託業務の中に含まれているものでございます。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 随意契約ですか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 管理委託自体が随意契約なので、こちらのほうも内容は随意契約になります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 今回の基金は、余りそこに集中してはいけないと思うんで、基金の使い方というのは吟味する必要があるなと思っています。
この基金の中身は要綱で決めるんでしょうか。目的とかそういったものを、何らかの規定が必要だと思うんですけども、基金を設けるとき、それは条例でしょうか、内部の要綱になるんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 基金の取り崩し意図等については、今ご説明させていただいた基金の設置の条例のほうに、処分の中に基金の設置目的を達成する場合のみ財源をここから取り崩すことができると規定されておりますので、この条文の中で運用のほうをしたいと思います。
なお、この条文については
森林環境譲与税の法律のほうでその使途のほうは限定されております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 今の市の方針で、ここに載っていなかったり、今の答弁に出てきていない、僕が以前から言っていた桜の管理、
永井経済環境部長も本会議でかなり力強く、これは今年度になるのか昨年度になるのか、桜の以前やろうとしていたオーナー制度といったものや、1本1本の生育状況をしっかり把握して、桜を育てていくということで、その質疑をやった以降、特に報告を聞いてないんですね。
せっかくこういう基金ができて、財源が確保できているのに、その話が全く出てこない。桜というのは市の花ですから、
あとナンジャモンジャもそうですね。管理の条件については、稲垣議員が以前、かなり指摘されていたところでもあります。そういった議会で以前指摘していた部分については、使うつもりは全くないんですか、今。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 今回の
森林環境譲与税については、法令の中でも使途のほうは限定されております。基本的には森林を対象に整備とか、そういった意識の醸成といったようなところの使途ということになっております。
対象が、基本的には算定基準でわかるように、人工林だとか、そういった山が対象となっております。そういったことに使いなさいよ。その辺で森と緑税とのすみ分けがなされております。
桜の街路樹については、主に市街地のほうに生えておりますので、今回の
森林環境譲与税というのは、なかなか充当していくことが難しいかなと。できないというわけじゃないですけども、そのまま充当というのはなかなか難しいかなというふうに考えております。もし活用するんであれば、森と緑税のほうが適切かなというふうには考えておりますが、現在の
森林環境譲与税について、街路樹とかそういったことについての事業展開のほうへの充当ということについては、現在のところ考えていません。
ただ、例えば善光寺山ですとか、そういう山間部のほうに生えている、山のほうで、里山的なところに植栽してある桜等の保全については、活用ができていくのかなというふうに考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) ちょっと今の説明よくわからないですけど、森林が対象だったら、講座とかも森林でやらなきゃいけないんですか。川とかでできないんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 講座等については、それが森林の保全、育成、そういったことの意識を高めるための対象であれば、講座は対象になります。講座をする場所については、特に限定はしません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 桜はできるんじゃないですか。なぜできないんですか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 講座をする場所というのは、例えば市役所の会議室で行っても結構なんですけど、内容については審議の対象にということです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) だから、できるじゃないですか、桜の管理も。
永井経済環境部長、これ答えてください。できるんでしょう。できるけど、市の判断としてやらないということですか。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) できる、できんかも含めて、今年度、この基金を造成して基金条例をつくってまいりますので、法律的には本会議で説明した、大きく法の第37条で2つの使途が限定されています。
ただ、その限定というよりも、そこから導き出される各事業も、当然今後想定されますので、そういう意味では、余りここでできる、できんという判断を明確にするんではなくて、今後長い期間、この譲与税は、今のところ期間限定ではなくて、継続的に譲与税が入ってまいりましたので、そういう意味からして、使途についても弾力的に考えれるようにしていきたいなというように考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 最後に確認ですけど、桜や
ナンジャモンジャの管理については、議会の指摘をしっかり受けとめてやっていくということでよろしいですか。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 部署がどこだ、どこだという話ではなくて、オール犬山とした中で、保全管理に努めていかなければならないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
丸山委員。
○委員(丸山幸治君) やっぱりこの基金の使い方についてというところが、どうしても気になるんですけども、学校等の公共施設への木材製品の導入と書いてあるんですけど、これって机とかテーブルというようなイメージでよろしいでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) ご質疑にお答えさせていただきます。
間伐材を使った木材製品の導入について補助対象になると。なぜかと言うと、間伐材を使うことによって、林業のほうへその間伐材が利活用されるということで、林業のほうへはね返ってくるといったようなことで、そういったものの購入については対象になると思います。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 犬山でとれた木材を使った製品を買うということでよろしいでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 産地については限定されておりません。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) この制度の趣旨が森林整備及びその促進に関するものということで、入ってくるお金の見込みが320万円ぐらいだということだと、そういった木材製品を買ったらすぐなくなってしまうと思うんですけど、長期的な使い方をしっかり立てないと、こういうものを買ってすぐなくなってしまうというふうじゃ困るんですが、そういった使い方についての計画みたいなものは示していただけるんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 丸山委員の質疑にお答えさせていただきます。
全てを木材製品の購入というふうに充てるわけではございません。今後、先ほど柴田委員のご説明のほうでもさせていただいたように、今後当初予算を組む中で、使途のほうを検討していき、それぞれの事業のほうへ充当していきたいというふうに考えております。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第2号議案に対する質疑を終わります。
続いて、第5号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) (第5号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 要は、この議案は、この委員会にかかわる部分は、
犬山国際観光センター運営委員会というものが廃止されると。新しくできる
犬山市民交流センター運営委員会は、ここに載っけないということなわけですね。
その理由として書いてあるのが、新しくできるほうの
犬山市民交流センター運営会議は、各団体間の情報交換及びセンターの円滑な運営を目指し意見聴取をする場であるため、設置しないと、附属機関としては位置づけないというふうに書いてあるんですけど、じゃあ、今までの
犬山国際観光センター運営委員会は、何を目的として運営されてきたんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君)
附属機関設置条例の中にも担任する事務ということで書いてありますが、
犬山国際観光センターの運営に関する事項について審議する、市長の諮問に応じて審議するということで設置されておりました。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 古いほうと新しいほうはどう違うんですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今後、
市民交流センターについては、所管は観光交流課ではなくて地域安全課のほうに移行するという形で、地域安全課のほうの中で議案が
国際観光センターの一部条例の見直しという形で今回、議案が上がっているかと思いますが、その中でこの
全員協議会資料の6ページに書いてある内容で設置されていくものだというふうに認識しております。
○委員長(水野正光君) ちょっと6ページのほうを具体的にもうちょっと。どの部分か。
○
観光交流課長(新原達也君) 今、先ほど久世委員が言われた
全員協議会資料の6ページの、今後、市に
交流センター開館後はと書いてあるところですね。これについて、この中の運営会議の中で、各団体の情報交換というふうに書いてありますが、このような形で、附属機関として設置はしないんですが、こういう会議は行われていくというふうに認識しております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 僕は確認というか、しっかり把握しておきたいのは、附属機関に該当する基準のことなんですよ。だから、本会議でも附属機関であれば、議事録は必ず公開すると、ちゃんと報酬も出るということが定められているんですが、それがよくわからん基準で、附属機関ではないということが横行すると、そういった情報が出てこなくなる危険があるわけです、我々としては。
だから、そこの基準を明確にしておきたいんですけども、今まで附属機関であったものが、名前を変えただけで、なぜ附属機関ではなくなるのかということはしっかり把握をしておきたいんですよ。それはなぜでしょうか。何が違うんでしょうかという質疑です。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午前10時23分 休憩
再 開
午前10時26分 開議
○委員長(水野正光君) 再開します。
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 久世委員のご質疑にお答えします。
その附属機関の判断については、きちんと今この場で回答できませんので、きちんと確認してご報告したいと思います。お願いします。
○委員長(水野正光君) 久世委員のは保留にして、他に質疑はありませんか。
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 1つ、ちょっと関連があるんですけれども、団体を中心にして1階に入る団体、どういう団体になるか、ちょっと明確にできればお願いしたいと思います。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 1階の交流のほうの市民交流と言われる部分については、福祉会館で入っている
ボランティアグループだとか、そういったところも全てこのフロイデのほうに機能移転という形で入ってきますので、そういったような福祉会館の
社会福祉協議会が持っていた
市民グループ団体、それから、当然、国際
交流協会の下に抱えている市民団体というような形の交流プラザという形になります。
以上です。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 会議の運営がちょっとなかなかイメージができない。例えば国際
交流協会の中で団体がたくさん入っています。すごいたくさんの団体が入ると、どういうふうに何か意見をまとめて、誰がそれをやるか、どういう運営を想像しているか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 各グループのほうに、今後の協議会のあり方については、代表者を誰にしていくだとかというようなことは、これから議論していく形になろうかと思っています。それについては、より詳しく先ほど久世委員の附属機関の話も合わせて、またきちっとした内容はお答えしたいと思っています。よろしくお願いします。
○委員長(水野正光君) ほかに第5号議案に関する質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 他に質疑はなしということですが、第5号議案については質疑の途中ですので、保留という形で進めます。
続いて、第16号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) (第16号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) すごい基本的なことですけれども、これから消費税を上げることについて、いろんな議案が出てくる。まだ通っていないのに、何で今出さないといかんと。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 今回、周知期間を必要とするため、この6月議会に上程させていただいております。一応、ホームページと広報に載せる予定でおりまして、その広報が一月前の9月1日ぐらいには載せたいと。そのためには締め切りが今7月18日になっております。そのために今回の議案でお認めいただいて、その後、載せるという予定でございます。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) この議案に直接、やっぱりいろんな準備があるんで、多分各ところで消費税が上がるに当たって、準備しないといけない思いますが、でも、広報に載せようとすると、まだ決まっていないのはちょっといかがなもんかと思うんですけれども、とにかくいろんな準備があると思いますが、その準備をして、通ってから実施するまでにちょっと数日ぐらいがあるはずですので、そのときに臨時会で、事務準備が必要だけれど、臨時会で議案を出すほうが筋だと思うんですけれども、どう思いますか。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 今回、この消費税絡みの条例改正につきましては、総務課のほうで全庁的に統一を図られておりまして、この消費税に絡む下水、それから水道や行政財産、目的外、占用料とかいろいろありますが、それについては今回の6月議会に上程するということで、全庁的に統一を図りまして、それにより今回の上程となったものでございます。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) なかなか納得ができないんですけれども、同じように臨時会でもできるはずですので、もっと広い意味で、ぜひ部長が意見があれば聞きたいと思います。
○委員長(水野正光君) 光清
都市整備部長。
○
都市整備部長(光清毅君) 消費税の問題は、今、国で議論されているということは皆さんも承知。予想されるものを準備しておくか、先ほど課長が言いましたが、物をやっていく上では、やっぱり周知がこれはいつも言われる、市民にわかりやすく、早目にお知らせする、そういったことで準備もあります。
ただし、今委員がご指摘のように、まだ正式に決まってないから、決まった後で臨時議会、あるいはぎりぎり9月という考えもありますが、これ仮に、じゃあ、もしなかったらどうするんだということであれば、当然、条例をまた改正を何らかの形でお願いしていくことになりますが、今は大きな消費税が上げられるという方向性が進んでいますので、それに向けて市としてできることをやっていくということでご理解いただきたいと思います。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 周知が必要というのはわかりますけども、周知の中で想定している、国で通るなら、こういうふうになるぞというのを言えるべき議案が通らずにできると。本当に議案が通って、また延ばすなら、どうするか、国が延ばすなら。
○委員長(水野正光君) 光清
都市整備部長。
○
都市整備部長(光清毅君) 国が消費税を延期ということですね。それに対応した条例を提出することになります。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 臨時会で。
○
都市整備部長(光清毅君) そこはちょっと私が臨時議会なのか定例会なのかというのは、なかなかタイミングの問題がありますので言えませんが、それに当然対応していくことになります。
以上です。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 鶏か卵という話になるんだけど、どうしても何かちょっと臨時会で決まってから諮った方がいいような気がします。と指摘して終わります。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
久世委員。
○委員(久世高裕君) そもそもこれは消費税の値上げに伴って行う条例の一部改正と書いてあるけど、手数料というのは消費税発生するんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 水道のとこがメインになると思うんで、また水道のところでやってもらおうか。それじゃあ、また水道のとこで改めて。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 質疑を変えます。
使用料は消費税に該当するんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 該当いたします。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 該当して、市のそれは収入というか、入ってくるお金になるんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) それは収益ということで市の収入になります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 幾らになりますか、2%上がって。全額なのかな。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午前10時37分 休憩
再 開
午前10時38分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 久世委員の質疑にお答えいたします。
農業集落排水処理施設の使用料は、前年度の決算でいきますと692万4,529円となっておりまして、それに2%、半年分ということで6万9,245円、これが全て市の収益となります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 確認ですけど、出る分で歳出のほうで2%かかって、ふえるものというのはないということなんですかね、全て収入になるということは。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 消費税というのはあくまでお預かりしとるということでありまして、その分は税務署の確定申告によってお支払いすると、そういうことになりますので、行ってこいですね、ということでございます。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) そんなに複雑なとこじゃないと言ったらあれですけど、要は、この農業集落排水の事業で、例えば何か物を買ったり、いろいろ取引をして、2%歳出が出る分はないということでいいですか。
あるんだったら、結局、収入の分がその分出るということになるんだけど。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午前10時40分 休憩
再 開
午前10時41分 開議
○委員長(水野正光君) 再開します。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 先ほどの答弁、ちょっと誤りがありまして、使用料でいただいた消費税ですね、その分を預かります。いったん預かり、市で事業を行ったと、それは消費税がかかっておりますので、その分を差し引いて、残りの分を確定申告で払うと、そういうことになります。
○委員長(水野正光君) 第16号議案、他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第16号議案に対する質疑を終わります。
続いて、第17号議案、第18号議案、第19号議案まで一括議題といたします。
当局の説明を求めます。
吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) (第17号議案から第19号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 引き続きややこしい質疑ですが、占用料と許可料というのは違うんですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 久世委員の質疑にお答えします。
占用料というのは、道路とか河川ののり面を電柱を立てたりとか、そういったもので占用するもので、我々は道路占用料であり、あとは重要河川についても占用料と呼んでいます。議員ご質疑のことは、
法定外公共用物については、占用にはなっていないということでよろしいですか。そういったことで答えになってなくて済みません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) よくあるのは、道路使用許可とかいうときがあるのに、ここでは道路占用料となっていたり、それは別の区分なのかということです。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 道路占用については、道路占用になりますので、管理者が土木管理課になりますので、そちらのほうになりますけども、道路使用というのは警察のほうの道路を使用する道路交通法の許可のことを言われて道路使用と言っているんだと思います。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) ありがとうございます。そこをちょっと確認したかったんですけど、使用料もかかるんでしたか。警察のほうに納めるお金が必要なのかな。占用料も市のほうに必要で、どっちも消費税がかかるということでよろしいですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 道路占用料のほうですけれども、道路占用料というのは、原則非課税です。土地の貸し付けの対価によるものですから、例えば、賃借権とか、そういったものには消費税はかからないもんですから、非課税になります。
ただ、消費税法で1カ月未満、例えば駐車料金とか同じ考え方だと思いますけども、1カ月未満の場合だけは、消費税の対象になりますよというものが占用料の形です。
道路使用のほうは、これは警察のほうに納めるものだと思いますけれども、これは道路を使用するに対して、書類を提出するのに印紙で2,500円というものが発生していたと思います。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、警察のほうの道路使用許可に該当する部分は、印紙税だから、そもそも消費税はかかっていないということですね。了解しました。
じゃあ、済みません1つ、何で一月未満は課税取引になっているんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) こちらのほうは、消費税法で定めておりまして、消費税法の非課税扱いとする条文が第6条に掲げてあります。これは国内において資産の譲渡等のうち、別表第1に上げるものは消費税を課さないよということになっていまして、別表第1が何かと言いますと、土地の譲り渡し、土地の売買ですね、土地の譲り渡しとか、土地の貸し付けの場合は、消費税は非課税になるという条文になっています。ただ、「一時的に使用させる場合は、その他の政令で定める場合を除く」とありまして、その政令というものに1カ月に満たない場合及び駐車場その他の施設の利用に伴って土地の使用される場合は課税ですよということが、消費税法の施行令にうたってあるからということです。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 警察の道路使用の話は、印紙ではなくて県証紙ということで訂正させていただきます。済みません。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第17号議案から第19号議案までに対する質疑を終わります。
続いて、第20号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) (第20号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 引き続き消費税ですが、これは使用料で、当然発生するもので、さっきと同じなんですけど、収入に対する支出でどれぐらい変わるんでしょうか、影響額としては。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 下水道使用料は、前年度の決算で行きますと、5億6,144万3,852円となっております。それの2%と、半月分の6カ月ということで、561万4,438円となってございます。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、支出もそれぐらいふえるということでいいですか。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 支出のほうは、事業によって変わってきますので、一概にふえる、ふえないというのはちょっと今の段階ではわかりかねます。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) でも、もう予算は通っているわけで、やる事業というのは大体決まっているわけですよね。よっぽど大きなものがない限り。そこに対して課税取引か非課税取引かというのはわかっているはずだと思うんですけど、大体課税取引ですよね、出るものについては。ということは、大体、そんなに収益としてはふえるわけじゃないということですかね。もしくは、僕の今考えていることとは逆で、2%上がることで若干、560万円歳入というか、収入がふえるということになるんですかね。それは丸々利益になるのかどうか。ならんですよね、多分。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) そうですね、先ほどの説明と同じように、事業をやった分を差し引いてきますので、丸々利益にはなりません。
ただ、概算での予算は1,200万円というものを今、消費税分は予算としては計上しております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 入ってくるのが560万円でしたか。じゃなくて、ふえるほうが1,200万円ふえると。
○委員長(水野正光君) 五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 1,200万円というのは、今年度にかかる消費税分になります。
○委員(久世高裕君) 出るほうですね。
○委員長(水野正光君) もう一遍説明してください。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 今年度の予算として概算で1,200万円を計上しておりますのは、入ってくる分から出る分を差し引いて、それが確定申告分として1,200万円を予定してございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) すっきりと言っていただければいいんですけど、要は入ってくる分が幾らで、出る分が幾らと。今の説明は、入ってくるのが1,200万円で、確定申告して、多分いろんな方法があるでしょうから、消費税の支払いの方法というのは、だから、それでやってみないとわからないということですかね。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午前10時54分 休憩
再 開
午前10時56分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) 500万円はふえた分、2%分の消費税アップ分が500万円ということですが、今年度の消費税額といたしましては、トータルでは消費税でいただいた収入から、うちが事業で支払った消費税分を差し引いて1,200万円を予定しておりますので、前年度実績といけばほぼ変わらないということになります。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第20号議案に対する質疑を終わります。
続いて、第21号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君) (第21号議案説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 経過措置についてお伺いしますけども、
全員協議会資料の21ページを参照しますと、水道料金、これは下水道使用料等経過措置ということで、検針日までは経過措置で8%適用ということですが、これ検針日は市内まず一律じゃないですよねという、まず確認を最初にお願いします。
○委員長(水野正光君) 梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君) 一律ではございません。2カ月に1度ずつ検針をさせていただいていることになるので、9月の検針日の方と10月の検針日の方がおられます。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。これって、ごめんなさい、今さらの話であれですけど、その検針するところって、地域によって分けたということの確認をさせてください。
○委員長(水野正光君) 梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君) 主に旧犬山市内の地区と、その周りの地区ということで、市内を2つに大まかに分けて検針をいたしております。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) また確認になるんですけど、旧犬山市内が何月と何月の検針になるのか教えていただきたいと思います。
○委員長(水野正光君) 梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君) 旧犬山市街に該当しましては、偶数月の検針になります。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 水野委員ほど上手に聞けないと思うんですけれども、1つは、やっぱり水は生活に必要なものですので、あるいは食料品は税に当たらないんで、これは市で決まっていないと思うんですけれども、これも外すべきと思いますが、できるだけ何でこういうふうに外していないのか、国の考え方について何かがあれば、ぜひ教えていただきたいと思います。
○委員長(水野正光君) 梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君)
ビアンキ委員のご質疑にお答えします。
財務省及び国税庁のほうから、Q&Aがございまして、そのまま読ませていただきます。「食品とは人の飲用または食用に供されるものを言いますので、人の飲用または食用に供されるものである、いわゆるミネラルウオーターなどの飲料水は食に該当し、その販売は軽減税率の対象となります。他方、水道水は、炊事や飲用のための食品としての水と、風呂、洗濯といった飲用以外の生活用水として供給されるものとが混然一体となって提供されており、例えば、水道水をペットボトルに入れて、人の飲用に供される食品として販売する場合を除き、軽減税率の適用対象となりません。」ということでうたわれております。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) さすが国の説明です。我々でどうしようもない部分もあると思いますが、やっぱり市のレベルで、何か苦しくなる方たちのために軽減する余裕があるかどうか、このようなことを検討したかどうかを教えていただければ。
○委員長(水野正光君) 梅村水道課長。
○水道課長(梅村幸男君) 済みません、国の法律ですので、その法律に従って我々は事務を行うだけだと思っております。
以上です。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) それはわかります。でも、言っているのは、やっぱり市の中で生活に必要なものなので、独自でこれからちょっと軽減できるような措置も考えてもいいと思いますが、それを指摘して終わります。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第21号議案に対する質疑を終わります。
続いて、第25号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) (第25号議案 歳入説明)
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) (第25号議案 歳入説明)
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) (第25号議案 歳入説明)
○委員長(水野正光君) 続いて、歳出へ行きたいと思います。
吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) (第25号議案 歳出説明)
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) (第25号議案 歳出説明)
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) (第25号議案 歳出説明)
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) (第25号議案 歳出説明)
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) (第25号議案 債務負担行為補正説明)
○委員長(水野正光君) 説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
小川委員。
○委員(小川清美君) 47ページになりますが、弁護士委託料でございます。弁護士の支援を受けながら空き地の管理条例などを制定するということですが、どんな部門の弁護士を何人ぐらい想定してみえるのかお聞きしたいと思いますが。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 小川委員のご質疑にお答えさせていただきます。
まず、今予定している委託先については、愛知県弁護士会との委託契約を考えております。弁護士については愛知県弁護士会の中に公害環境委員会というのがございまして、その中から担当弁護士3名を選任していただき、この3名の方を対応といったようなことで、今進めております。また、内容によってはプラス1~2名ということで、フルメンバーで5名の対応をしていただけるというふうに聞いております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 小川委員。
○委員(小川清美君) 49万5,000円で3人、あるいは5人ぐらいという話なんですが、大丈夫なんでしょうか。大分低いような気がするんですが。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 愛知県弁護士会のほうとは現在も一般的な法律相談ということで進めておりまして、現在、佳境に入っていったということで、もっと専門的な解釈が要るという中で、やはり委託契約のほうを結ばないと、これ以上ちょっと中に入れないよというところで、現在の委託契約というふうに進んでおります。
その算定に当たっては、県の弁護士会のほうもいろいろ検討のほうをしていただいて、金額としては、今企業の顧問料というのが最低5万円というところがあるもんですから、この一月5万円を基準として見積もりのほうを出させていただくといったところで、この5万円掛ける残りの月数というところで49万5,000円の金額を上げさせていただいております。確かにご指摘のとおり、内容、それから担当される弁護士の人数からいくと、破格というふうには考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 小川委員。
○委員(小川清美君) 次、48ページになりますが、就労移住支援金事業100万円ということでございます。交付金を当事者が5年以内に提出した場合の取り扱いはどうなるんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 小川委員のご質疑にお答えをします。
5年以内に市外に転出したり、1年以内に退職をした場合は、返還対象となります。
具体的な返還額といたしましては、移住支援金の申請日から3年未満に提出した場合、それから1年以内に退職した場合、その場合は全額、3年以上5年以内に転出した場合は半額の返還となっております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 小川委員。
○委員(小川清美君) 5年間追跡調査をするんでしょうか。それとも追跡調査はしないのか。するとすれば、どんなことを今想定してみえますかということをお聞きします。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 小川委員の再質疑にお答えをします。
就労支援金を支給後、継続して居住・勤務していることをどうやって確認していくかということなんですけれど、支給対象者からは1年、3年、5年のタイミングで届け出を受けます。また、就労先からも1年後に届け出を受けます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) シェアリングエコノミーについて質疑をお願いいたします。
全員協議会資料の51ページ、52ページに書いてありますイベント民泊に関連してなんですが、まず、犬山市におけるこの民泊の現状をお聞かせいただきたいのと、また、民泊をふやしていく方法をどのようにお考えかお示しをいただきたいと思います。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) ご質疑にお答えします。
現在、犬山の民泊の状況というのは、3件ほど把握しております。ただ、この3件については実際にどれだけで、どういう状況で、どれぐらいの収益が上がったというところまではちょっと把握はできておりませんが、ただ、この3件についてはシェアリングエコノミーのプラットホームのエアビーアンドビーというところに登録されておりますので、そこの中でレビューも含めて反応なりというのは確認をしているところです。
今後どうしていきたいかということについては、当然、名鉄ホテルの問題もありますので、宿泊施設の不足という点については、何らか進めていかなきゃいけないなと思っておりますが、今回このイベント民泊をやるきっかけですけども、それが例えば関市のほうにいろいろ視察に行ったときに、イベント民泊から民泊に変わっていく、移行していくというようなところも出てきたということがありましたので、まず、そのきっかけでイベント民泊から始めて、民泊につなげていくような流れをつくっていきたいなというふうには考えております。
○委員長(水野正光君) 諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) もう一つお聞かせ願いたいんですが、この「体験型の観光コンテンツ」とあるんですが、さまざま今、お考えがあると思うんですが、今お考えの体験型の観光コンテンツの中で、1年を通して体験できるものなのか、いろいろな種類があると思うんですが、それの中にこの1年間通じてできるような体験型の観光コンテンツというのがあるかどうかお聞かせください。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 諏訪委員のご質疑にお答えします。
この体験型コンテンツにつきましては、例えば、祭りを体験してもらう、それから座禅を体験してもらうだとか、この間、議場でも市長が答弁しましたように、トレッキングだとか、川遊びだとかということも、それからあと、農業体験としては、芋掘りだとか、桃の収穫であったりだとか、茶摘みであったりだとか、それから、茶道であったりと、いろんな体験コンテンツを考えております。
その中で、じゃあ、それが通年やるかどうかというのは、今後、このシェアリングエコノミーを活用しながら、要は体験型コンテンツを提供する側、ホストと言っていますけども、そのホストが継続して続けていくというような仕組みをつくっていきたいと思っていますので、じゃあ、通年で何があるのというと、やり方によっては全て通年できるだろうし、この期間限定、例えば収穫であれば期間限定になるだろうし、そんなところでこのシェアリングエコノミーをプラットホームを活用しながらの体験コンテンツを、仕組みづくりをきっちりつくっていきたいという狙いでございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 48ページの就労移住支援金事業について質疑させていただきます。
この文章から見ると、あくまでマッチングサイトに求人を掲載した事業所に就職というふうにとれるんですが、ただ、私、一番大事な言葉というのが、下のほうの就職の要件、各抜粋の後ろの(起業も可)というところ、これはすごい大事だなと私は思ったんですが、つまり東京に住んでいる方が犬山市に来てお店を開くとか、商売を始める、そういう方にも促進になるというところはすごく大事だなと思うんですが、上の文章にはそういうことは書いてないんですけども、こういったマッチングサイトのことも書いてあるんですけど、この犬山市で起業したら、住み込みつきで起業、仕事を始めれば該当するということも、この就職と起業、同じぐらいの強さでアピールする予定なんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 丸山委員の質疑にお答えをします。
今回の場合、就労に関する場合と起業に関する場合というのがありまして、先ほどの起業に関するというところにつきましては、愛知県のほうが別に実施する「あいちスタートアップ創業支援事業」というものがありまして、こちらのほうの起業支援金の交付決定を受けているということになりますので、この両方が対象になるんですけれど、この広い意味というか、両方が対象なんですけれど、より多いのがこちらの就労のほうに関するということなので、こちらを全面的には出しているんですけれど、こちらの起業のほうも対象になります。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) あと、このPRの方法なんですけども、東京の八重洲口のほうに、地域へのUターン就職をPRするようなブースがあるということなんですが、そういったところへの情報提供ですとかPRというのは考えているんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 丸山委員の再質疑にお答えをします。
県のUIJターン支援センターというものがありまして、そちらのほうでのPRのほうは行っております。
あくまで県と合わせての事業なので、県の東京事務所とかがあるんですけれど、そちらのほうでも合わせてPRもしますし、犬山市のほうのホームページとか、あとはもう犬山市内に就職が決まって、住民票を移しに来た方にも、市民課のほうで、そちらのチラシのほうを置いて、PRのほうはいたします。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 犬山市でお店を開こうと思って頑張ってきて、住み込んでもらって、失敗して3年以内だと、やはり返金ということになるんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 先ほどの小川委員の質疑にもお答えをしましたけれども、3年未満に転出をした場合、1年以内に退職をした場合は全額、3年以上5年以内に転出した場合は半額ということで、返還対象となります。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 次のプレミアム付商品券について質疑させてください。
2万円の販売額に対して2万5,000円ということで、非常に魅力的な話なんですけれども、これは転売防止策というようなことは、どういうことを考えているんでしょうか、教えてください。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 丸山委員の質疑にお答えをします。
こちらのほうは、自宅のほうに送るときに、きちっと書留のほうを使用してお送りをしますので、そちらのほうで購入のほうをしていただくという形になっております。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) これでございますけど、転売防止策というのは基本的に施しません。あくまでも性善説に立った形の中で、目的者が子育て世帯と低所得者ということですので、それが転売したかどうかというのはチェックができませんので、購入する段に関しては、ちゃんとしたチェックをいたしますけど、繰り返しますと、性善説に立った形の中で、その方に利用していただくというスタンスで事業を進めるということでございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) その券を使うときには、本人確認はするということでよろしいですか。しないですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 丸山委員の再々質疑にお答えをします。
そちらのほうは確認のほうはいたしません。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 事項別明細書14ページ、15ページです。4款衛生費、1目環境保全費の弁護士委託料についてと、6款商工費、3目労働諸費、労働支援事務について、もう一つ6款商工費、2項観光費の1目観光費の観光客誘致について、順番に質疑させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
事項別明細書の47ページを参照しまして、まず、弁護士委託料について質疑させていただきます。
埋め立て等による地下水汚水の防止に関する条例、空き地の管理条例、そして路上喫煙防止条例を制定するに当たり、実効性のある条例とするために、弁護士のほうにこれから相談していくということですが、これ課題・現状の中で、「法令で認められている行為に関して規制を課すことになり、他の自治体においても訴訟問題となっている事例がある」と示されておりますが、具体的にどのような事例があるのか、事例がわかる範囲内でまずお示しいただければと思います。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 柴田委員のご質疑にお答えさせていただきます。
まず、地下水の汚染に関する条例については、恐らく皆さんもよくご存じだと思うんですけども、大口町が勝訴のほうをいたしましたが、6メートルの掘削を制限することが妥当かどうかということが訴訟になりました。
喫煙については、幾つか訴訟事例が挙がっておりますけども、我々が詳細まで把握しているのが、過料を徴収された方が、そこが禁止区域だということがしっかりと認識できない、過失はないと。要は過料を取るに当たって、過失というのは必要要件になるもんですから、過失がないと。PRのほうがしっかりしていなかったからだということで、無効であるというようなことが訴訟となっております。そのことについては、必要な対応が、看板等はしてあるといったようなところで、勝ちはしているんですけども、そういったことが訴訟になっているということがあります。数々喫煙についても、ほかもございます。
また、空き地に関しては、当然、草を刈ったりなんかするもんですから、そのことについての例えば調査だとか、そういったものをどうするのかと。これはちょっと訴訟までいっているかどうかわからないんですけども、いろいろな諸問題が起きているといったようなところでなっております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。そういったさまざまな事例があるということです。
これのそれぞれ条例を施行以降、弁護士との関係はどのような関係を結んでいくというか、どのような関係で、その後もし問題が出た場合、対応していくのかお示しください。
○委員長(水野正光君)
髙木環境課長。
○環境課長(髙木衛君) 現在は条例の制定に向けて、また必要な過料、罰則等を設けた場合、警察庁協議ということが必要になってきますので、その中で適切な内容になっているかということについて、それぞれ訴訟が起きた場合に対応できる内容になっているかどうかというようなことについての支援を受けていると。
運用段階に入った場合でも、当然、今回のような、例えばそういった罰則、過料、禁止行為等をした場合、当然訴訟リスクのほうを負ってきますので、そういった場合の対応等について、弁護士と詰めながら運用のほうを図っていきたいというふうに思っております。
ですから、制定が終わった後も、当然、弁護士のほうはこのまま委託契約のほうを続けさせていただきながら、対応のほうはしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) わかりました。次の質疑をさせていただきます。
事項別明細書の48ページを参照しながら、就労移住支援金ですね、先ほどから幾つか質疑は出ていますが、さらに確認の意味も込めてなんですが、この事業、本会議の中で部長のほうから、市の定住サポート事業とリンクさせていくということで、より効果を図りたいという答弁があったと記憶していますが、具体的にどのようにリンクさせていくのかお伺いいたします。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) こちらのほうは、都市計画のほうでも定住の促進ということで、いろいろな補助金のほうを設けております。ですので、ホームページ上でリンク等を張るとして、そちらのほうと合わせて対象になる場合は、支給のほうをしていきたいと考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 結局は周知徹底というか、相手側に知らせるということになるんですけども、例えば、ご相談に来た方に、それぞれ個別にいろいろご相談をする。今の話だとホームページ上を見てくださいというような答弁に聞こえるんですが、そうじゃなくて、そういったことの制度について、きちんと丁寧に説明する考えがあるのかどうか、そこがお伺いしたかったんですけども、お願いします。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 柴田委員の再質疑にお答えをします。
当然、市のほうはワンストップのサービスということで、この事業だけではなく、いろいろなことをワンストップで行っておりますので、我々の窓口に来た方にも、ほかの窓口に来た方にも、丁寧にご説明のほうをして、案内等をしたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) ぜひともそういうような対応をとっていただければと思います。
もう1点、お伺いします。
今回、1件分100万円ということで、本会議の中でも鈴木議員のほうから、足りなかったらどうするのという話がありましたけども、なぜ今回まず1件分のみ補正要求なのか。これはとりあえず1件という考えなのか、市としての努力目標なのかお伺いいたします。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) こちらのほうは、我々のほうも想定のほうはつかないんですけれど、まずは1件ということで、世帯のほうで1世帯分で100万円、個人の場合ですと、60万円が対象になるんですけれど、こちらのほう、まずは上げさせていただいて、その反応を見ながら、足りなければ補正予算のほうで対応したいと考えております。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) とりあえず1件ということですね。わかりました。
3件目です。
全員協議会資料51、52ページです。シェアリングエコノミーです。これも今までさんざん質疑がありましたけども、私のほうからも質疑させていただきますが、まずはそもそものところ、イベント民泊って何ですかというところをご説明願います。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 柴田委員のご質疑にお答えします。
イベント民泊というのは、いろいろ民泊新法の中で取り上げられている部分がありますが、ただ、多数の人数が集客するイベントの開催に合わせて、その地域で例えば宿泊施設が不足しているというような、その現状の中で、その不足を補うため、自治体の要請によってイベントの前後を入れた期間をイベント民泊期間というふうに定めながら、民泊業ができると。ただ、これについては民泊とは違って、国や県の届けがなく、市の、自治体の要請のもとに行われるというところがイベント民泊でございます。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 多数の人数が集まるイベントのところに、その前後でできると。国や県の届けがないよと、市の判断でできるということでした。
先ほどの質疑の中でもありましたけども、近隣市町、関市に勉強かな、行かれたということなんですが、近隣市町ではこれ実施の実績がまずあるのかどうかお伺いいたします。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 近隣市町の実績は、ごめんなさい、今この手元にはございませんので、また提出したいと思っています。
ただ、イベント民泊については、いろんなこの近隣市町でないところで、例えば、三重県の熊野であったり、当然先ほどの関市もそうです。刃物まつりであったり、それから徳島の阿波踊りであったり、福岡は嵐のコンサートだという話は聞きました。それから、弘前だとさくらまつりだとかというようなところで展開されていると。
イベント民泊のいわゆるこの実績については、必ずしも全てたくさん、当然これも宿泊先を提供するホストという部分を行政が募集をかけるわけなんですが、すごく好評で、私も私もというような状況ではないというようには聞いております。
そのような形で、近隣と言えば、ちょっとまだ確認が今できていませんが、改めて報告したいと思います。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 近隣はあるかどうかちょっと調べていただればあれですけど、ほかの市町では実績があるということですが、これ年度内の事業ですが、年度内の市内、どのようなイベントでこれを活用しようというのを想定しているのかどうかお伺いいたします。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) ご質疑にお答えします。
今回、この事業については、事業採択がされて、これから計画等々、お認めをいただいた上で、そういった事務の流れになってくるかと思います。その中で、事業報告という形で、3月には報告をしなきゃいけない、一旦この事業報告をしなきゃいけないところで、ことしもし可能となるのであれば、今考えているのは、読売ハーフマラソンで何とか試験的にできないかなと思っています。
ただ、それもやはりこの報告期限が3月のこともありますので、実施については総務省といろいろ相談していきたいというふうに思っています。
以上です。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) そうですね、年度内大きなイベントはハーフマラソンぐらいしかないと思いますので、なかなか採択されたが厳しいかもしれませんが、ぜひとも実現に向かってほしいと思いますが、最後にさせてもらいますけども、そもそも論です。なぜこのイベント民泊に着目したのか。さんざん説明があったと思いますけども、このイベント民泊を活用して、どのような方向に持っていきたいのか、改めて確認の意味で質疑させていただきます。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) なぜイベント民泊をやっていくのかというところで、先ほども諏訪委員からの質疑がありましたが、ただ、この犬山市で開催される多数が来場していただけるイベントの受け入れ態勢については、これから2021年、ホテルが建設されるという動きもある中で、それはそれで考えていかなきゃいけない課題だと認識しております。その中で何ができるんだろうというところで、まずそのイベントの多数来ていただける来場者の受け入れ先をまず整備していかんとまずいかなということと、あと先ほども言ったように、届け出がないということから、実施がしやすいだろうという判断をしました。
さらに、ただ、届け出ないから実施しやすいよねというだけではなくて、やはりこれは地域住民への説明だとか、衛生面、安全面、いろんなところで配慮すべき課題は出てきますので、そこら辺もきちんと今年度この説明会や勉強会を通して、そういった理解促進を図っていきたいというふうに思っています。
さらに、将来的には、先ほど言いましたが、イベント民泊から普通の民泊のほうに移行も期待をしておりますので、そのきっかけという形で今回、選択したということでございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 同じくシェアリングエコノミーについて3点、質疑させていただきたいと思います。
1点目は、まず現在の犬山市内で民泊をされている方の人数ですとか実績というのを把握していたら教えてください。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 先ほどもお答えしましたが、イベント民泊として観光課として認識しているのが3件でございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) その方々が1年間に何人ぐらい宿泊させているというのはわかりますか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 先ほどもお答えしましたが、個々に確認をとってはございません。なので、何人泊まっているというのは把握はできておりませんが、ただ、先ほども言ったように、エアビーアンドビーというサイト、これはシェアリングのサイトですけども、そこに3人の方が登録されています。その中で、そこでもレビュー件数というのはあるんですが、ただ、それが全ての方々のレビューが載っているわけではないと思いますので、そういったところも確認しながら状況を把握しているというところです。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) 今回定量目標5件、宿泊人数延べ10泊というふうにこの資料に書いてあったんですけど、今回800万円かけて3名の方を5名に2人ふやすというような取り組みというふうに受けとめてよろしいでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今回のこの事業の中では、新たに5人を確保したいということでございます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) ありがとうございます。次、あとスキーム図の中の「犬山市から依頼」と書いてあるシェアリングエコノミー伝道師というのは、これは一体どういうものなのか教えてください。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) ご質疑にお答えします。
このシェアリングエコノミー伝道師というのは、内閣官房のほうで任命を受ける形になっております。シェアリングエコノミー伝道師という形で、内閣官房で今11名任命されております。その方が誰かというところまではまだ具体的に決めておりませんが、その方にお声かけをしながら、来ていただきながら、このシェアリングエコノミーのノウハウ、それからいろんなことも含めて教えていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 丸山委員。
○委員(丸山幸治君) ありがとうございます。最後ですけども、もしこのプラットホーマーを使った民泊の取引の中で、トラブルが発生した場合の仲裁や補償というのを市はどこまでするつもりなんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) このホストがプラットホーマーとの契約の中で、それは補填されるというふうに考えています。なので、とりあえずこの入り口として観光協会を窓口としながら、プラットホーマーに登録していただくという作業になってくると想定しておりまして、その先の問題については、プラットホーマーとその登録した側の契約行為になってくる。そこでの解決になります。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 3つあるんですけど、項目、プレミアム付商品券とシェアエコノミーとあと土木のほうの訴訟代理人の弁護士委託料で聞いていきたいと思うんですけども、まず、1つ目からで、プレミアム付商品券で、まず、何カ所で販売予定で、その箇所ごとの販売手数料というのはどういうふうに試算していますでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員のご質疑にお答えをします。
現在のところ市内のスーパー3カ所のほうを想定しております。ヨシヅヤ、清水屋、ナフコ羽黒店を予定をしておりますが、細かいことは調整中であり、販売期間といたしましては、9月28日土曜日から2月末から3月中旬までを調整中です。
手数料のほうというのは、こちらのほう、この間の議案質疑のほうでもあったんですけれど、商工会議所のほうに業務として委託をしておりますので、商工会議所が手数料を決めて、そちらのほうは販売店のほうに支払う予定となっております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 国に出している書類で、それが積算根拠で、10割補助になっているわけですから、それは細かい資料は市が上げているはずですよね。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員の再質疑にお答えをします。
現在のところ3万円の手数料というふうに聞いています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 3万円というのは、その期間を通じて定額の3万円で3カ所ということですかね。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) はい、そうです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 少なすぎるような気がしたんですけど、適切な金額なのかどうかがちょっと疑問だなあと思います。商工会議所では販売はしないということですかね。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 商工会議所のほうでは最初の初日と2日目を南部公民館のほうで会議所のほうが販売をいたします。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) そこの手数料は算定していないということですか。そこで要は、商工会議所というのも職員がいて、そんなに大勢いるわけではないわけです。恐らく僕が本会議で言った話なんですけど、商工会議所からある部会に、委員会とか部会とかあるんですけど、要請で手伝ってくれというような声があったというのは、その初日と2日目というところでの話で、委託料というのはそこでは算定していないということですかね。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 議案質疑のときもちょっとお話があったことなんですけれど、既に商工会議所のほうに一回問い合わせをしまして、会員の方から、久世委員がおっしゃったように、ボランティア要請があって、無償で手伝うように言われたという話だったんですけれど、こちらのほうからきちっとかかる人件費、人数分とか算定をしまして、商工会議所のほうにはきちっとした委託料としてお支払いをします。商品券の取り扱い販売店につきましては、商工会議所を通じて、商工会議所のほうが手数料ということでお支払いをしますので、以前ちょっとお話があったボランティア要請という部分については、議案質疑の後に商工会議所のほうの専務理事のほうに、そういったことは絶対にないようにということできちっとお話のほうをしております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) ちょっとずれているんですけど、南部公民館でやる販売会みたいなものについて今聞いたんだけど、そこでは誰がやるんですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 商工会議所の職員が行います。そちらのほうへのボランティア要請があったというふうに聞いていますので、そちらは絶対にないようにということで、商工会議所のほうには言ってあります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 事実確認なんで、じゃあ、初日と2日目の販売会という名前でいいですかね、仮称、それは商工会議所の職員が行うというふうに市は聞いていると。市のほうからはボランティアとかで会員を使うことがないようにという要請というか、指示というか、ものはしていると。
ただ、商工会議所からの返事はどうなんでしょうか。そういった事実があったかどうか。市の要請じゃなくて、商工会議所に聞いたわけですよね、質疑の後に。商工会議所がどう言っていたかについて。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) こちらも商工会議所のほうに確認をしましたら、市からは当然ボランティア要請は行っておりません。商工会議所の説明というか、その中では会員とそういったような話をしたと、実際にボランティア要請みたいな形で商工会議所は話をしたということを聞いておりますので、先日の議案質疑を聞きまして、そうしたことが絶対にないようにということで、再度、会議所のほうには徹底してくださいということで伝えてあります。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) もし人が必要であれば、そこの委託料もちゃんと計上しておく必要があると思うんですよ。販売会をやらなきゃいけないということは、やっぱり初日、2日目の対応が大変だということですよね。いつものケースで殺到するということがあったから、そこで集中して人員が必要だということであれば、その分の人工もちゃんと算定して、その委託料の中に含めておくべきだと思うんですけども、だから、職員に無理がいくような仕組みもいけないと思うんですよ。ボランティア要請せざるを得ないような状況になっているんだとしたら、やっぱりこれは市の委託料の算定が間違っていると思うんで、そこのあたりはどうでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) こちらのほうは、この2日間が以前と違って限定ではないということと、決まった時間内で公共施設で前は販売をしていたんですけれど、今回、スーパーのほうで土日もひっくるめて、その営業時間内には買えるということで、今回はこちらのほうの1カ所にしてあります。
当然、先ほど久世委員がおっしゃられたように、そこでのかかるものについては、当然、人が足りないからボランティアで頼むということがないように、算定のほうはきちっとこちらのほうもしておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 危ない話になってきたけど、じゃあ、市のほうはかかりそうな費用はちゃんと計上していったんだけど、商工会議所がその分をボランティアでやろうとしていたということですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 先ほどもお話ししましたが、商工会議所のほうからボランティア要請があったということは聞いているんですけれど、細かいことですね、前回のときはプレミアム付商品券、全く仕組みが違っていて、商工会議所への委託という形ではなかって、補助金という形でやっていまして、そこのところと今回の違いという部分は明確になっておりますので、今回は委託料という形で商工会議所にきちっとお支払いをしますので、そこの理解がうまくいってなかったのかなということで、もう一度きちっと商工会議所の担当のほうには積算根拠の説明をして、絶対にボランティアがないようにということは申し入れしておきます。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 最後にしますけど、丸投げではないということなんですよね。要は市が委託するんで、こういう条件で例えば初日に必要であれば、市のほうがちゃんとそれは条件を出して、金額も出して委託をすると。だから、商工会議所にこの金額で適当にやってちょうだいと丸投げではないということでよろしいですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) こちらのほうはきちっと積算をしておりますので、販売自体は委託は商工会議所のほうに出して、市のほうが手伝うというわけではないんですけれど、きちっと委託をしておりますので、その部分の販売業務は商工会議所のほうにやっていただきます。
当然委託料なので、積算根拠が細かく出ておりますので、かかる費用を積算をして、委託料を組んでおりますので、それが法外に安いから、もうボランティアを頼むとか、そういうふうではないことをきちっと確認をしております。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 今、久世委員のご質疑にありました、本会議でも申し上げましたように、私も4年度で5回、この商品券事業は今回とは違うスキームで、もちろん今回も扶助の部分と商業活性化という色合いは多少ございますが、先回は本当に商業をどうやっていくかという形で補助金を出して展開をして、当日もすごい人だったです。これはある意味、早い者勝ちというような状況がございましたので、リスク管理もしっかりいたしました。
ただ、今回については、低所得者、また3歳未満の子育て世帯ということで、限定した方に直接、先ほど言いました書留で商品券の引換券を送りますので、慌てて来るということはないものの、やっぱり初日に買いたいなあという購買者の意欲が想定されるもんですから、こういう形で南部公民館ですとか、これを継続して、この3カ所も満遍なく販売していくということですので、商工会議所にはやはりちゃんとした契約行為のもとで、しっかり仕事をやってくれと。先ほど久世委員がおっしゃられたボランティアとかいう形ではなくて、ちゃんとした委託事業の中のスキームとして展開するように、再度また私のほうからも商工会議所には申し伝えたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 最後と言ったけど、要は、前回と今回と違うのは、責任の所在だと僕は思うんですよ。なので、販売方法でトラブルがあったときに、会議所の責任だと言われたらたまらんということだと、商工会議所側からすると思うんです。だから、万全の準備をしておきたいというところだと思うんで、全責任を市が負うということでいいですか。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 委託者、受託者という関係になれば、当然委託することがリスクを想定した中で発注業務になりますので、久世委員がおっしゃるとおりだということで理解して業務を推進してまいりたいというように考えております。
○委員長(水野正光君) 質疑の途中ですけども、午前中の会議はこれで打ち切りまして、午後1時から再開したいと思います。
暫時休憩します。
午前11時52分 休憩
再 開
午後0時57分 開議
○委員長(水野正光君) それでは、1時前ですけども、休憩前に引き続いて会議を再開いたします。
第25号議案の質疑の途中ですが、1点、訂正が入るということですので、訂正お願いします。
武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 午前中の久世委員の質問の中で、プレミアム付商品券の関係なんですけれど、販売手数料のほうを通しで3万円というお答えをさせていただいたんですけども、大変申しわけございません。まだこちらのほうは調整中なので、ちょっと訂正のほうをさせていただきます。
以上です。
○委員長(水野正光君) それでは、久世委員の質疑を続行します。
久世委員。
○委員(久世高裕君) プレミアム付商品券ではあるんですけど、ちょっと聞く内容はさっきと変わりまして、これまでのプレミアム付商品券の販売実績で、やっぱり商工会議所で手伝わさせられそうになった方々は、大型店ばっかりが恩恵を受けているじゃないかという声がありまして、小型店に何も関係なかったよねという感想を聞いております。これまでの実績として、やっぱり大型店ばっかりに集中していたのかなと、そこを確認したいんですけども、いかがでしょうか。
○委員長(水野正光君) 今までの実績ということで。
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) じゃあ、久世委員のご質疑でございますけど、先回までは中小店限定券と全店共通券という形で、先ほど申し上げましたように、経済の振興という大きな視点もございましたので、大規模店に全て流れるんではなくて、そういうバランスをとった形で券の区分をいたしましたが、やはり議員おっしゃられるように、どうしても1カ所でいろんなものが買えたという状況がございますので、市民の方、購入された方の意見は否めんなあという過去の感想を持っております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 前回までにそういう大型店だけじゃない恩恵が行くようにという配慮をしたけど、それもうまく行かなかったと。今回については、そういった策は何か考えていないんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員の質疑にお答えをします。
今回は、先ほど部長からも説明がありましたように、店舗を限定、中小店用とか大型店用というのは全く限定をしておりません。ですので、どの券でもその参加店は全部買えるということになっていまして、特にそこを、じゃあ、中小だけに使えるようにとか、そういうふうには全然、もともとの仕組み上、そういう縛りはかけられませんので、我々としては市内一律で販売をしていくということになりますので、そういった市内全域で使える券ということで限定はしません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 確認ですけど、縛りをかけられないというのは何で決まっていますか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員の再質疑にお答えをします。
市独自で縛りをかける予定はありません。市独自でのプレミアム分があったりとか、市独自の商品券があるところは、そういう縛りというのはあるんですけれど、特にその予定も今回はありません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、大型店に集中しても仕方ないということですかね。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員の再々質疑にお答えをします。
特に大型店に集中しても仕方がないというふうには考えてはおりませんが、なるべくそちらの店舗の一覧表を、購入引換券を送るときに入れまして、なるべく満遍なくお使いいただけるよう、PRに努めたいと思っております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) しっかり成果と効果と検証をして、望む結果でなければ、次に生かすということをやっていっていただきたいんですけど、残念ながら今までの販売の成果が生かされていないようですので、そこはまたしっかり検証していただきたいと思います。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 先般の補助金を出してやった事業も、最後の年は交付金が出ました。20%というプレミアムがついたというところを捉えまして、やはりある意味、言葉が悪いんですけど、ばらまき的な要素をということで感じられましたので、そうではなくて、我々としては中小店に対して目が向くような施策展開ということで、小規模事業者の設備投資補助にかじを切っただとか、そういう経験がございますので、今委員おっしゃられましたように、今回も買える方は、先ほど言いましたように限定はされるものの、中小店に向くような取り組みの検証を踏まえて、新たな施策展開も、この事業をベースにして考えていきたいというふうには思っております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) しっかり今の答弁を覚えておきますので、お願いします。
次ですけども、プレミアム付商品券で、購入するお金もない、2万円も持っていないよという方に対する対策はいかがでしょうか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 久世委員の質疑にお答えをします。
今回、プレミアム付商品券は一括して販売というふうではなくて、分割して購入ということもできますので、その方の予算に合わせて分割して購入していただくということは可能となっております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それは履歴はどうやって確認するんですか。何か手帳とか渡すんですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 購入の引換券のほうでわかるようにします、履歴のほうは。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 引換券でわかるようにするというのは、買った当人なのか、販売側、要は店なのか、委託先の商工会議所なのか、犬山市なのか、国なのか、どこですか。みんな一緒にわかるようになっているんですか。
○委員長(水野正光君) 武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 販売する際に、販売側のほうできちっとわかるようにします。ダブっては余分に買うことができないように、きちっとわかるようにします。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 委託の予算をお認めいただいていませんから、具体的なことは言えませんけど、よくスタンプで1回目、2回目、3回目だとか、そんなような、比較的手間がかからなくて、ちゃんとした実績がわかるような仕組みを考えていくように商工会議所には提案をしていくというところを考えております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) その部分に関しては、国から指導とかアドバイスというのは何もないんですか。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午後1時04分 休憩
再 開
午後1時07分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
武内産業課長。
○産業課長(武内雅洋君) 引換券のほうにスタンプを押す箇所がありますので、そちらのほうでわかるようになっております。国指定の様式となっております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 了解しました。トラブルがないようにしていただきたいと思います。
次、シェアリングエコノミーについて伺います。
まず、1つ目ですけど、3つぐらい伺おうかなと思っているんですけど、まず、エアビーアンドビーがプラットホームだということですかね。今の民泊の事業者がエアビーアンドビーを使っているという話もあったし、今後やろうとしているイベント民泊のプラットホームがエアビーアンドビーなのかですけど、エアビーアンドビーはパソナと業務提携しているんですよ。竹中平蔵さんが会長です。シェアリングエコノミーを提唱したのも竹中平蔵さんという、これは事実の話です。
結局、エアビーアンドビーとも業務をやっていくと、イベント民泊の件でというのは確定ですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 先ほどの、今犬山市で民泊をやっている方がエアビーアンドビーを使っているという、その現状の報告です。今後、この事業で展開するのは、エアビーアンドビーというふうに確定はしておりません。ただ、そういったプラットホームを利用したシェアリングを構築していきたいというところです。
エアビーアンドビーを使うのか、ほかにスペースマーケットとかいろいろありますが、そこでどのサイトに載せていくのかというのは、今、この段階では決めていないし、それはまた実際に登録する側の選択の部分なのかなというふうに考えています。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 説明会をやると思うんですけど、研修会とか、今、僕も国のイベント民泊に対する通達というか、ガイドラインを見たんですけど、研修会を行うとか、説明会を行うとか、保健所の関係とかいろいろあるんですね。だから、今回もその研修会とかが事業内容に入っているんで、それは誰が講師を選定するんですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今後の進め方としては、総務省に相談しながら、それからあとシェアリング協会、先ほども言いましたが、伝道師ですかね、そういったところも相談しながら、そこでの講師を今想定しております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それは市からの直接の委託なのか、観光協会からの委託なのか、どっちになるんですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今回のこの事業については、市が総務省から委託を受けるわけですが、そこから再度、中間組織という形で観光協会を想定しております。ですので、観光協会のほうからこの事業の中の絡みの中で委託をするという形になります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) これは仮定の話ではあるんですけど、じゃあ、仮にエアビーアンドビーがプラットホームになって、パソナの方が講師に訪れて、パソナが事業展開していくということも想定はし得るということでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 可能性といえば、例えばそこのエアビーアンドビーで提携していく、提携ではないんですけども、連携していくという形は、可能性としてはなきにしもあらずですが、ただ、総務省と講師、それから伝道師の講師については、きちんと適正な伝道師を相談したいと思っていますので、そこにエアビーアンドビーが入るかどうかというのは、今の段階では可能性としてはあるかもしれませんが、想定はしていません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 僕は答弁は一々確認したいんですけども、適正な伝道師をというのは、どういう手段で適正かどうかを判断するんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 先ほど関市のほうに視察に行ったというところで、関市での伝道師であったり、一番この地域、エリアにより詳しい方がみえれば、そういった方を伝道師としてお願いするようなことも想定しています。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それは市がやるんですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 当然それは市と観光協会と協力しながら相談してやります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) わかりました。次ですけど、本会議での僕の質疑に対する市長の答弁で、コンテンツ提供者へのアプローチも行っていくということがありました。今回の委託事業の中でやっていくということだったんですけど、これ手段としてはどういう手段で具体的にやるんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今回アプローチというのは、当然、市から観光協会にこの事業を委託するわけなんですが、ただ、じゃあ、体験型コンテンツを誰がやってくれるのかという人材の掘り起こしの部分も含めて、例えば地域のコミュニティのほうに入って説明会をしながら発掘していくだとか、それから、いろんな商工会議所の観光部会、それから工業部会とかの中でも、この宣伝、PRをして、興味がある方は勉強会等々に参加してくださいという呼びかけをするのか、そこら辺も含めて市と協会、それからこの観光協会の中の委託の中に、普及啓発という形で人件費を含めておりますので、そういった方がいろんな情報を、例えば体験型コンテンツを提供していただけるような方々に対して、それも広報やホームページも通じながら、呼びかけをしていきたいというふうに考えています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) これは僕の悪い方向の予測が当たりました。コンテンツへのアプローチと市長が答弁したんだけど、僕の質疑は、コンテンツの提供者にお金が行くのかどうかという質疑だったんですよ。アプローチというのは、今の答弁ではただ呼びかけなだけです。だけど、僕が本会議で質疑したのは、要は一番大変な思いをするのはコンテンツの提供者、予約もあってすごく大変なんですけど、事前に申し込みがあって、例えば20人決まりましたと、じゃあ、材料20人分そろえました。でも、1週間前に2人ぐらいキャンセルになりましたと言われたら、あっ、じゃあ、その分損になっちゃうねと。当日ドタキャンで10人しか来ませんでした、丸損じゃないですかと。手間だけかかってマイナスじゃないですかということが十分に起こり得るわけです。
その間の連絡をする人はすごく大変な思いをするんですけど、今回、そこに対してのお金は行くわけですよ。だけど、実際に事業をやる、コンテンツの提供者のほうに失敗したときの備えとか、最低保障とか、そういうものがないと、そこにだけ苦労がのしかかるシステムになるわけです。そこは苦労するのに、仲介をする人とか、呼びかけをする人、やってちょうだい、やってちょうだいという人にはお金が保証金出ていますと。だから、損はしないわけですよ。だけど、実際に体験物を提供する人に損が出る可能性があるとなると、それはうまく行かないんです。何でそこだけにお金が行くんだということになるんで、コンテンツの提供者に対しての手当はあるのかという質疑だったわけですよ。だけど、答弁では、いや、あるんですと、具体的なアプローチをしていきますみたいな答弁だったんで、僕はすごく気になっていたんですね。アプローチとは何ぞやという。
今の答弁のとおり、結局、呼びかけをするだけ、普及啓発をするだけの人件費という話だったんで、結局はないということですよね。これ確認です。コンテンツの提供者に対して、直接この事業の中でお金が行くということはないということでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) この事業の中で直接行くことはありません。ただ、このコンテンツをつくってもらう方々が、プラットホーム、いろいろサイトがありますけども、このプラットホームに登録してもらう、この登録についてもほぼお金がかからないと聞いています。その登録をして、そこで個人間のやりとりが発生してくるわけなんですが、そこでお金が直接ダイレクトに体験コンテンツをつくったところにお金が流れていくというような仕組みになっておりますので、そこの要はコンテンツを提供してくれる方々の裾野を広げていくという事業を今年度やるということです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それは委託事業でないとできないことですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 観光協会のほうに、例えば、今、観光協会が担っているいろんな海外誘致だとか招聘だとか事業がありますが、その中でこういった地域の観光コンテンツの掘り起こしということも担っていただきたいということで、観光協会のほうに委託するという形になります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 今でも体験型のコンテンツというのを提供している人はいるわけです。柴山議員が議場でおっしゃっていましたけども、いるけど、それがビジネスにはなっていないという段階なんですかね。だから、プラットホームの案内だけすればいいわけですよ。それをやってみてだめだったら、次の段階に行けばいいんですけど、だけどそれもやっていないのに、いきなり800万円も出して、コンテンツの提供者、一番苦労する人にはお金が行かないと。登録するだけたったら今もプラットホームがあって、登録すればいいわけですよね。しかもお金もかからない仕組み。だったら、もう今やっていなきゃおかしいんだけど、それを、だけど、この800万円使わないとできない理由にはならないと思うんですよ。
結局、800万円使ってやる事業というのは、普及啓発の呼びかけだけなんですか。例えばコンテンツの提供者に対してのコンサルティングみたいな、例えばこうすれば、今やっているコンテンツが商品化できますよと、単価は幾らぐらいで、どういう流れにすればうまくいくんですよというアドバイスはもう一切しないような、伝道師と呼ばれる人がそこまでできるかどうか。
僕が一番大事だと思っているのは、そこなんですよ。コンテンツを磨くことが一番大事なんで、そこに対するお金が行かないんであれば、僕はこの事業は完全に無駄だと思います。どうなんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今、久世委員のご質疑のあった点については、当然、これ観光協会もしっかり勉強していく、それから、我々も勉強していく、その中で例えば、今、このシェアリングエコノミー、プラットホームを使いながらシェアリングエコノミーを活用して展開していくというのが、まだまだ犬山市の中でも普及がされていないように感じています。なので、そこの裾野を広げて、いや、こんなに簡単に、お金はかかるのは当然そうですけども、手続的にはこんなに簡単にできるということもきちんと伝えていきたいということで、しっかりそれの役目も観光協会に担ってもらうというふうで考えています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) お金がかからずに、委託事業でなくてもできることは、例えば、プラットホームへの登録、呼びかけ、今からやったらどうですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) その点については、今回、この国の事業という形で採択を受けた中で展開するというふうですので、それは去年、駐車場のシェアも採択を受けました。なので、そういったところでは、駐車場については今現在も呼びかけをしておりますが、ただ、この体験コンテンツについては、きちんと伝道師、それから専門の方も来ていただきながら説明をしていきたいと思っていますので、この事業で展開したいというふうに思っています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 物理的に不可能なんですか。今からプラットホームに登録を呼びかけて、だってそうすれば、もっと楽になるじゃないですか、事業。なぜしないんですか、それを。できないんですか。法的、物理的に不可能かどうかだけ答えてください。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 物理的というと、やはり人の手配等々がありますので、今は厳しいかと思います。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) ホームページに、お知らせのとこに書くだけじゃないですか。市長にフェイスブックで発信してもらえばいいじゃないですか。それはできないんですか。委託事業で800万円使わないとできないんですか、それ。ホームページに書く作業、市長にフェイスブックで発信してもらう作業、ラインに載っける作業、これは800万円ないとできないんですか。ほかのことではやっているのに、ほかのお知らせいっぱいありますよね。だけど、それはできないんですか。説明会をしないと、伝道師がいないと、専門知識がないとできないことですか、それは。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 今回のこのシェアリング、体験型コンテンツの造成については、きちんと市民に理解していただきたいということも含めて、しっかりこの事業の中で勉強会をやっていきたいと。その中で発信していくというふうな手順で進めたいというふうに思っています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) その800万円の使途として、例えば長良川のおんぱくというものに僕は結構参加したり、主催者に話をずうっとここ7~8年聞いてやってきたんですけど、一番大事なのはパンフレットだったんですよ。重要なのは絵面、写真です。すごく楽しそうに見える写真と、あとキャッチフレーズというか、タイトルなんです、そのコンテンツのタイトル。例えば町歩きをするだけでも、「魔王信長を体験する町歩き」とかいうと、すごくおもしろそうに見えると。そこのセンスが長良川おんぱくでは非常にすぐれていたと、それが成功の要因だというふうに僕は見ているんですけども、普及啓発を頑張ったからうまくいっているわけではないと思うんですね。そこのセンス、ブランディングがすごく大事だったんで、この800万円でそういったところに資金を充てられないようであれば、僕は完全にこの事業は無駄だと思うので、反対せざるを得なくなるけど、その使途を変えていくというのは可能なんですか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 当然、私も長良おんぱくは、行ったことはないですけど、いろんなところで知っております。さすがにあそこの160のコンテンツをつくるのは大変だと思います。それこそ今委員が言われたように、どうやっておもしろいコンテンツづくりをしていくかというのは、それは非常に大事だという認識はあります。なので、今回この事業の中で、そういったコンテンツの上げ方、それからコンテンツのつくり方、それから人の興味を引くメッセージの出し方等々も含めて、勉強会の中で展開したいというふうに考えています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それができればいいんですけど、勉強会の中でというのが、どうしても気になるんですよね。だから、勉強会をやる前に、それは市の方針として決定していなきゃいけないんで、市としてはそういう方針でやっていくということでいいですかね。
だから、委託先とか、観光協会に丸投げするんじゃなくて、市としてはそこがポイントだというふうに考えて、コンテンツの提供者に対しても何らかの支援をしていくと。結局、これは本会議の答弁も訂正の必要が僕はあると思うんだけど、結局お金は行かないわけですよね、この事業の中で。もっとはっきり聞いておかなきゃいけなかったなと反省しなきゃいけないんですけど、僕も。もうそうやってごまかされるんだったら、もっとはっきり聞かなきゃいけない、これから。
だから、アプローチというのはお金ではなくて、ただの呼びかけですということですね。お金は行かない。だから、事業としてリスクを負うのはコンテンツの提供者なんだけど、そこに対する手当は何もない状態なんですよ。だから、市としてはそこの支援も何らかの形でやっていくということで確認をとりたいんですが、いかがでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 当然これはフォローアップだとか、いろんな支援というのはあるんですが、その中で今年度の事業の金額という面だけで話をすると、お金は行きません。ただ、いろんな広報の掲載で呼びかけることであったりだとか、そのつくり方がわからんということであれば、きちんとそういったフォローアップ、観光協会も市も一緒にしていきたいというふうな思いがあります。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) もう1点、提案というか、ぜひやってほしいことですけど、長良川おんぱくで最初苦労したのは、岐阜県というマーケットが小さかったことなんですよ。やっぱり大都市圏の名古屋中心に集客をしていかないとうまくいかない、集客が命なもんですから。だから、この委託費用の中で、そういった広告費用なんかも工面できるんでしょうか。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) この事業の中では、一応コンテンツ集であったり、そういった宣伝PRについても予算を組んでありますので、当初のコンテンツ数にもよりますが、ただ、それを全国的に発信というところまで行かないかもしれませんが、外に向けて発信することは考えております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、その限られた予算ですけども、しっかり中身は吟味して、有効なところに重点的に使っていっていただきたいと思います。シェアリングエコノミーはこれで終わりです。
次、土木のほうの訴訟代理人の弁護士委託料ですけども、最高裁で上告が棄却されて、54万円が報酬として計上ということでしたよね。着手金って幾らでしたか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 久世委員の質疑にお答えします。
着手金として54万円支払っています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 着手金と成功報酬って同額なんですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 久世委員の質疑にお答えさせていただきます。
裁判をしたときに、山本弁護士ですけども、契約のほうをいたしまして、その契約書の中に契約内容におきまして、着手金として支払う54万円、報酬額として、基準を順次協議するということなんですけども、その基準というのが何にもたれてるかと言いますと、愛知県または知事が当事者である訴訟の弁護士報酬支払い基準というのがありまして、通常の事件ということで、50万円に消費税で54万円ということでお支払いということになります。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 市場価格ではどうですか。僕はどう見ても高いと思うんですけど。僕も裁判やりまして、最高裁まで行って勝ちました。だけど成功報酬も着手金もそんな高額ではないです。全然低いです、それより。弁護士4人つけていただいて、フェイスブック相手に最初は裁判して、むちゃくちゃ難しい、全国で5例目の成功例だったんですけど、そんな難しい裁判でもそれより低いんですよ。だから、市場価格よりその金額が高いと思いますか、低いと思いますか。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午後1時27分 休憩
再 開
午後1時28分 開議
○委員長(水野正光君) 再開します。
吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 久世委員の質疑にお答えいたします。
世間相場ということがちょっと定かではない、わからないわけなんですけども、県の弁護士報酬支払い基準に基づいておりまして、簡易な事件が30万円、通常事件が50万円、重要な事件が70万円という、そういった基準がございまして、今回の諸鍬神社の土地の事件につきましては、地方裁のほうで5回、口頭弁論のほうを行っておること、また、住民監査請求も経て、その後に裁判になっているということですので、通常の事件ということで解釈をしております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 監査請求の時点から弁護業務が発生しているんですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 住民監査が出たときには、弁護士との委託契約は結んでおりません。ただ、住民監査請求が出る前から、この土地については問題がある土地でして、弁護士には何度も相談には伺っております。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) そのときに相談料というのはお支払いしていない。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 久世委員の再々質疑にお答えします。
そのときは相談料というのは土木から支払ってはいないです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 余りそういうエクスキューズをつけていただくと、全部確認しなきゃいけないんで、市として払ってないかどうかだけ。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 支払ってはいないです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) その分も含まれているという解釈ですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 委託費用は実際委託を、裁判になってからの費用だという解釈をしています。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) ですよね。じゃあ、さっきの答弁ちょっと違うんだけど、ずっと経緯があって、それはただの経緯だから、弁護士費用の中身とは別ですよということは言ってもらわなきゃいけないんです。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 訂正いたします。その裁判になる前の相談のほうは、弁護士費用とは別であります。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) サービスでやっていただいたという感じですかね。
僕も基準がそれはおかしいと思うんで、愛知県というのは、人口比でも予算でも大体犬山市の100倍なんですよ。だから、全然比べる基準として適切ではないと思いますので、この金額も僕は適切ではないと思います。大変だと言っても、それは弁護士の仕事なんで。
決め方はどういう基準というか、どういう決め方をしているんですか。弁護士の選定の決め方。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 今回山本弁護士については、犬山市がいつもお願いをしている弁護士ということで理解をしております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 契約の形態としては随意契約で、ほかに見積もりもとっていないということですか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 他の見積もりはとっておりません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) それは契約事務としては適切だと思いますか。僕は不適切だと思うんですけども。随意契約の基準でもあったんじゃないですかね。2カ所ぐらいに見積もりとるというのは。それをやっていないというのは、どういうことなんでしょうか。
○委員長(水野正光君) 吉田
土木管理課長。
○
土木管理課長(吉田昌義君) 今回の委任契約については、以前よりこの問題について山本弁護士に相談をしていたということで委任契約をしたわけなんですけども、それが適切かどうかと言われれば、適切でなかったかもしれません。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 重要な答弁をいただきました。適切ではないということなので、この予算についてもすんなり認めるわけにはいかないんですよね。
だから、今後どうしていくかということも確認しながらやっていきたいんですけど、じゃあ、適切ではないという前提において、見積もりとったり、例えばこれは予算ですから、ほかの弁護士に聞いたり、議会でそういう指摘を受けましたということで、この金額に限らず交渉していくということはやりますか。
○委員長(水野正光君) 光清都市整備部長。
○都市整備部長(光清毅君) 金額につきましては、先ほど課長から県に準じてということで、実はこういったものについて、全国的に参考になることはないかということで調べておりますが、結論から言いますと、県内ではみよし市が弁護士に対する委託料の基準を持っております。これは先ほどの県と全く同じです。
先ほども言いましたけども、通常のものと軽易なもの、重要なものというぐらいの判断はしていかなくちゃいかんかなと思います。じゃあ、どこで判断するんだということでありますが、民事の場合ですと、賠償金額とかというのがかなり高額とか安いとかというのがあるんですが、今回の場合ですと、そういったこともなくて、先ほどから出ている市の土地についての訴訟でありましたので、どういった展開になるかわからなかったんですが、着手のときには通常という判断で進めております。市のほかの裁判事例を見ても、そういった判断で委託されているのが多いのが実例かなと思います。聞くところによりますと、松浦病院のときは若干安かったかなということも伺っております。
今回については、こういったものは訴訟が出たらすぐに対応しなくちゃいかんもんですから、本来ですと、契約であれば当然、こういったものでこういう委託をお願いしますので、こういった期間でというのがあるんですが、今回については、もう訴状が上がってきまして、当初の充用でお願いしておりますが、そういった事情がありますので、予算の充用という形でお願いして、これは議会に、当然、全員協議会で報告させていただいておりますが、こういった形で行きましたので、そういった期間とか、十分余裕があるものについては、契約のルールに従って今後も考えていきたいというふうに思っておりますので、今回のこれについてはご理解いただきたいなと思います。よろしくお願いします。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、仮に総額が5万円ですというときには、今回のケースに照らすと、負けたほうが得だということになるわけです。例えば訴えられましたと。じゃあ、請求額は幾らですかというときに、相手方が5万円請求してきましたと、これは自由ですから、相手方の。というときには今回のケースに照らすと、着手金54万円です。成功報酬54万円です。108万円払うことになります。じゃあ、負けたほうが得でしたねということになるわけですが、それも適切だと思いますか。
○委員長(水野正光君) 光清都市整備部長。
○
都市整備部長(光清毅君) 金額は5万円ですが、仮にそれで負けた場合は、市の信用失墜という意味では、私は100万円以上の損失が出るものというふうに考えますので、やはり正式に訴えられたものに対しては対応していくのが市の責務だというふうに考えております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) じゃあ、そういう訴訟をたくさんの人がしてきた場合には、物すごい金額が出ることになるわけです。だから、それに備えて、例えば包括で契約をしておくとか、そういったことは考えられないでしょうか。
○委員長(水野正光君) 光清
都市整備部長。
○
都市整備部長(光清毅君) 所管の、これはどこが包括が所管になるかわかりませんが、そういった部分には、そういった意見を検討できないかというのは言っていきたいと思っております。
○委員長(水野正光君) 第25号議案、他に質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第25号議案に対する質疑を終わります。
続いて、第27号議案を議題といたします。
当局の説明を求めます。
五十嵐下水道課長。
○下水道課長(五十嵐康君) (第27号議案説明)
○委員長(水野正光君) 当局の説明は終わりました。
続いて、質疑を行います。
ご発言を求めます。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第27号議案に対する質疑を終わります。
それでは、先ほど保留になっていました第5号議案について質疑を続行いたします。
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 午前中の第5号についての久世委員、それから
ビアンキ委員からの質疑にお答えしたいと思います。
まず、久世委員のほうからの、なぜ附属機関じゃないのかというところでございます。この
犬山国際観光センターの設置条例のところについては、当然、
国際観光センターという建物、それから、その設置目的の中で国際観光振興を図っていく、それから交流を促進するというところで、ある意味特化した条例になっていました。そのため、この施設自体のあり方については、附属機関というものをきちんと設けて、運営を市も動きながら展開してきたというのが、
国際観光センターフロイデの附属機関という部分です。
じゃあ、今回、この
市民交流センターフロイデの位置づけというのが、今回この第15号議案の中にも、全員協議会の資料で行きますと17ページの、これは地域安全課が出している資料ですが、この中にも書いてありますが、あくまでも世代や分野を超えた市民交流の協働の拠点としてリニューアルしますよというところで、建物自体の目的が拠点であるというところで、じゃあ、この中でいろんな団体がこれから入ってくるという位置づけの中で、いろんな使い方、拠点としての使い方はどうなんだろうという部分を含めて意見を徴収していくと、意見交換、それから情報交換をしていくということで、附属機関ではなくて、その附属機関に当たらない懇談会ぐらいのレベルの中で運営を考えていくというところで、附属機関ではなくなっているということを確認しました。
さらに、じゃあ、この運営会議はどこが出席するのかという
ビアンキ委員の質疑にも関係してきますが、今回この新たに
市民交流センターにかかわってくる、その中に入ってくる団体としては、当然今まで観光協会がおりましたが、そのままおりますし、
交流協会、それから
社会福祉協議会が入ってくる、それから、社会活動支援センターも入ってくるというところで、それぞれがその下に持っている市民団体からいろいろ選出するというわけではなくて、それを取りまとめているところから選出しながら、観光協会、それから
交流協会、
社会福祉協議会等々のそこから選出するもので会議体をつくっていくと。さらに、当然この中には犬山市も含めて入っていきますので、犬山市の責任の名のもとにコントロールされていくというふうに思っています。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) なかなかちぐはぐな答弁だったんですよね。
まず、
犬山国際観光センターのときの運営委員会がなぜ附属機関だったかという説明のところでは、条例上に定めがあったからという説明でしたね。中身については触れられていない。ただ、次のできる犬山
市民交流センターの場合は、中身で懇談会のようなものであるという説明だったんですけど、ただ、最後のところで市が責任を持ってコントロールしていくという言葉がありました。市が責任を持つ会議体、会議体ということも今答弁の中にあったんですけど、市が責任を持つ会議体だけど、単なる懇談会なんですかね。これはちょっとだめな例だと思うんですけども、懇談会の定義って何ですか。市が責任を持つんですか、全部の懇談会。だから、そこの定義をしっかり聞いている、確認したいという質疑なんですよ。だから、今の答弁と整合性をつけなきゃいけなくなっちゃうんで。
○委員長(水野正光君)
新原観光交流課長。
○
観光交流課長(新原達也君) 久世委員のご質疑にお答えします。
この附属機関の見直しがあった段階で、このガイドラインというのが出ておりまして、その中でこの附属機関、それから懇談会というような定義が定められております。この懇談会というのは、有識者等から意見を徴収し、また、助言を求め、参考とする場として要綱により設置される機関というような位置づけです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 今、報告書で揺れていますので、国も、受け取る、受け取らない。だから、誰が責任を持ってやっている会議、どこのお金で運営されているかというのが、僕は非常に大きいポイントだと思うんですよ。
今の話だと、懇談会というのは、有識者は入る、市に対しての政策の助言になる、中身は。だけど、その費用は誰が払うんですかね。だから、報酬は発生しない。以前、僕が附属機関に該当するかどうかという基準でいろいろと言っていたのは、報酬がどうなるかというところなんですよ。あとは審議委員の皆さんの立場が、附属機関の場合は特別職公務員になるので、例えば選挙運動ができないということがかかってくるわけです。だから、そこをはっきりさせないといけないと。
だから、懇談会という場合には、報酬は発生しないという認識だったんですけど、今の答弁だと、有識者から助言をいただく会で、有識者の方々ってみんなボランティアでやるんですかね、じゃあ。だから、そこはしっかり答弁してもらわないと、これ公式な議事録に残るんで。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 訂正も含めてお話ししたほうがよろしいかなと思うんです。
ちょっと今、課長が説明を申し上げたのは、附属機関の見直し基準等というような、一般論とは言いませんけど、そういうようなことを読み上げたというところでございまして、今回のフロイデの今後の市民活動支援センターの協議会というのは、そういうかたいものではなくて、当然先ほど複数の団体が入ります。使い勝手が今後、悪いとかいいだとか、そういうような意見を年4回ほど、施設管理者は犬山市でございますので、集まってもらって、例えば表現悪いですけど、車座のような形の中で意見を言い合った中で、その施設自体ですとか、運営の方法をブラッシュアップしていくと、そんなような意味合いの会議を、懇談会という表現にしてしまいましたので、お金も払いませんし、自主自立の中で会を運営していくという意味合いでございますので、ちょっと課長が答弁したものは、久世委員がおっしゃられるように、ちょっとかたいようなイメージの表現をしましたので、訂正を合わせてご説明とさせていただきます。
以上です。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) いい答弁としては、多分報酬がまず発生しないということと、あとは事務局を市が行わないということと、特別職に当たらないというところでは、そういう会議の場合は附属機関に当たらないという説明が一番いいと思うんですよ。それで、条例上に定めもない要綱であると。今回もそうなりそうだと思うんですけど、じゃあ、事務局の運営というのは自主自立ということだったんで、市はかかわらないということでよろしいですか。
○委員長(水野正光君)
永井経済環境部長。
○
経済環境部長(永井恵三君) 直接私が所管の部長でないもんですから、ここは明言するというわけにはいかんわけでございますけど、働きかけは当然、施設の所有者は市でございますので、年4回ほどとここには書いてございますけど、その働きかけについては、事務局という表現をするんであれば、非常に近いような表現になりますので、ここで私は事務局だと明言するのは差し控えさせていただきますけど、非常に近いものだなあと、非常に抽象的な表現でございますけど。もしよければこれまた、担当部長に聞いて、ここで答えないと、私が答えるのはちょっと越権的な部分がございますので、ちょっとこれはご相談をしたいなと思いますけど。意味合いとしてはそういうことです。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) できればしっかり把握したいですし、こうやっていろんな会、懇談会がつくられていって、職員が関与しなきゃいけなくなると、なし崩し的に業務が膨大に際限なくふえていくと思うんですよ。だから、それが僕は一番やってはいけないことだと思うんで、市の職員がやるべき仕事とやらない仕事というのははっきり分けたほうがいいという意図で言っているんです、これは。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午後1時48分 休憩
再 開
午後2時00分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
先ほどの第5号議案に対する久世委員の質疑の中で、
附属機関設置条例が観光センターがあって、
市民交流センターになってなくなるということで、その附属機関の設置の位置づけの問題、それから、
市民交流センターになってからの運営委員の運営のあり方や方向について、所管外ですが、中村市民部長に来ていただきましたので、お答えいただきたいと思います。
中村市民部長兼防災監。
○市民部長兼防災監(中村誠君) 市では、ご存じのとおり
附属機関設置条例の制定と合わせて、平成28年度に犬山市附属機関等の設置及び運営に関するガイドラインというのを定めております。その中で、地方自治法の138条の4の3項の規定に基づく附属機関と、市政運営上、参考とするための市民等からの意見を徴収する意見交換を行うことで、目的を達成するための要綱を定めて開催する会合、これを懇談会と呼んでおりますが、意思決定を行わない組織として位置づけております。
今回の組織につきましては、施設の良好な運営に向けて、利用団体もふえ、多機能化になることから、より頻繁に情報交換と情報共有の場を持ったほうがよいという考えから、運営状況を把握し、市としても適正に検証、反映していきたいというふうに考え、附属機関ではなくて懇談会というものを設置して、
全員協議会資料にも書いてあるとおり、年4回ほど開催したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(水野正光君) 暫時休憩します。
午後2時02分 休憩
再 開
午後2時07分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
第5号議案の質疑ですが、ほかに質疑よろしいですか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 質疑なしと認め、第5号議案に対する質疑を終わります。
暫時休憩します。
午後2時07分 休憩
再 開
午後2時09分 開議
○委員長(水野正光君) それでは、再開いたします。
まず、議案に関する討議を行いますが、発言があればお願いします。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 第25号議案のシェアリングエコノミー事業に関してですが、現状の説明資料の中の予算の配分、事業の中身を見ると、有効にもっと使うべきポイントがあると、質疑の過程からも感じています。それは説明会や研修会に重点的に投資をするのではなく、コンテンツの提供者がしっかりコンテンツを提供したいと思える環境をつくるために資金を投じる、もしくは広報、宣伝、集客、こういったところに資金を投入できるようにするべきだと思っています。この事業自体に反対ではないですが、そういったポイントで、委員会として指摘することができればと思っています。
もう1点としては、土木管理課のほうの訴訟代理人弁護士委託料のほうで、この成功報酬のあり方について、適切ではないというような答弁もありました。それは全く同感です。ですので、この予算の執行に当たっては、再度、しっかり見積もりをとるなど、金額の低減ができないかどうかを協議することというふうに指摘をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(水野正光君) ほかに討議のテーマはないですね。
じゃあ、シェアリングエコノミーと弁護士の問題で、まず、シェアリングエコノミーのほうを先に議論したいと思いますが、今の久世委員の提議に対するご意見をお伺いします。
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) 1つ確認。久世委員が言っているのは、予算の中で説明会全然なしじゃなくて、でももう少しコンテンツを提供する人と広報に事業がうまくいくように、そちらも視野に入れて配慮したほうがいいという意見で理解していいですか。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 全くそのとおりで、この事業を成功させるためには、いろんな方がかかわるわけだけど、一番苦労する人、リスクを負う人が報われない仕組みではいけない。そういった方が報われる仕組みにならないといけないので、この事業の中でできなければ、ほかの策も検討するべきだと思います。
そういったことも支援はしていくということで答弁で確認できましたので、やっていくものだと思いますが、この委託事業、国からの委託事業の中でそういったことが可能であれば、説明会、研修会というのは、イベント民泊の場合には必須だと思いますので、国のガイドラインの中では、そういった最低限のものは行う必要があるけども、そこに対する講師料のあり方とか費用の配分に関してしっかり再検証して、ほかに使うべき部分が、僕としては広報、集客だと思っていますので、そこに充てられるように配慮をしていただきたいということです。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) それならやっぱりできるだけの範囲で事業がうまくいくようにコンテンツを提供する人と、やっぱり宣伝しないと意味がない、意図がわからないので、できるだけそういうことなら、少なくとも委員長報告ぐらいに、そういう皆さんの意見がまとまれば、委員長報告ぐらいに報告してもいいと思っております。個人的な意見です。
○委員長(水野正光君) 他に。
柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 私も、あくまでも久世委員のスタンスは、これを応援していきたい。せっかく予算があるなら、将来の広がりに期待したいという意見だと思いますので、そういった意味では、我々はあくまでも応援するという意味でメッセージを送れればなと思います。
以上です。
○委員長(水野正光君) 他に。
諏訪委員。
○委員(諏訪 毅君) 今、柴田委員もおっしゃられたんですけど、この使い方ですね、というのはもう一度一考すべきではないかと、先ほどの答弁も伺いまして思いました。
以上です。
○委員長(水野正光君) それでは委員長報告で、ちょっと文言を考えないといかんのですけども、後でということでいいですか。
○委員(ビアンキ アンソニー君) みんなで相談しながら、日にちがあるから、一回吟味していただければいいと思います。
○委員長(水野正光君) それじゃあ、簡潔な形で、委員長報告でこの委員会での指摘という部分ですかね、まとめたいと思いますので。
それから、弁護士費用の問題ですが、これは、まず意見を聞きましょう。
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) また確認していいですか。というのは結局何でもそうだと思うんだけど、物を買う前に、契約に入る前に見積もりを取ると簡単に言えばそういうことですよね。それは当たり前だと思います。これからそれも配慮していただければいいと思っております。
○委員長(水野正光君) 他に質疑はありませんか。
小川委員。
○委員(小川清美君) ちょっと確認させていただきたいんですが、この附帯決議とさっきおっしゃられたんですけど。
○委員長(水野正光君) 委員長報告ですので、附帯決議じゃないです。
○委員(小川清美君) 何か発言として、附帯決議と私理解したんですが、そうではないんですね。そうであったら反対しよう、嫌だなということを言いたかったんですが、わかりました。じゃあ、よろしいです。
○委員長(水野正光君) 柴田委員。
○委員(柴田浩行君) 久世委員に確認なんですけど、これを機に全体のこれからの弁護士報酬を見直すべきという問題提起なのか、今回の件に関して、もう一度金額について検証すべきじゃないかという意味なのか、ちょっと確認させていただければと思います。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 今の議案に対しては、もう一回再検討できないかというところと、今後の事業のあり方については、弁護士との契約のあり方全体を見直すことができないかと、両方でもあります。
○委員長(水野正光君) 久世委員、先ほど弁護士の2つあって、終わったやつと、これからということだろうけども、これからのことということ。
○委員(久世高裕君) そこは委員の皆さんのご判断でいいかなと僕は思っているんですけども、今回の議案に対する意見では、再検討できないかというところだけでいいかなというふうに思います。
ただ、当然、今後の見直しというのを、それに関連して出てくる部分なんで、僕としてはそれが載っていればいいかなと、よりわかりやすくなるかなと思うんですけども、そこは委員の皆さんのご判断でいいかなと。
○委員長(水野正光君)
ビアンキ委員。
○委員(ビアンキ アンソニー君) だからごめんなさい。私、先ほど確認したのは、やっぱりこれからのこと。当たり前のこと、今回、この議案に対してよりも、やっぱり何でも物を購入するときでも、契約つくるとき、弁護士でも何でもかんでも、見積もりをちゃんと取ってくださいというのは、同じように議案に対してじゃなく、附帯じゃなくて、もう一つを委員長報告に入れれば、一番今の問題に対して適切な扱い方と個人的に思っております。
○委員長(水野正光君) 久世委員。
○委員(久世高裕君) 提案者としても、委員長報告でその旨、記述いただければ十分です。
○委員長(水野正光君) 弁護士の費用に当たっては、抑制させて、できるだけ、見積もりを取れとは言えんわな、緊急の場合は。
暫時休憩します。
午後2時19分 休憩
再 開
午後2時20分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
討議の中で、久世委員から提議されましたシェアリングエコノミーと弁護士費用の問題について、いろいろ今討議の中でご意見があったことを委員長報告として本会議で報告しますので、その旨、ご了解いただきたいと思います。
ほかに討議ありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 発言なしと認め、議案に対する討議を終結いたします。
続いて、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 討論を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認め、討論を省略いたします。
続いて、採決を行います。
最初に、第2号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第2号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第5号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第5号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第16号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第16号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第17号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第17号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第18号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第18号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第19号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第19号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第20号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第20号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第21号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第21号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第25号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第25号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第27号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認めます。よって、第27号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された議案は全て議了しました。
暫時休憩いたします。
午後2時23分 休憩
再 開
午後2時31分 開議
○委員長(水野正光君) 再開いたします。
議会改革の答申により、各常任委員会では、委員会の所管事項で懸案となっている案件や重要な案件について、議会開会中、閉会中を問わず、必要な都度、随時委員会を開催し、委員の意見交換、提案等を行い、議論を深め、委員会活動を活発に行っていくことになっています。
今後、
建設経済委員会では何を議題としていくか、ご意見を承りたいと思います。お願いします。
久世委員。
○委員(久世高裕君) 道の駅基本計画策定に関して、市議会、委員会側としても経緯を十分に把握しながら意見を言っていくべきだと思いますので、重点テーマとして取り上げていただきたいと思います。
○委員長(水野正光君) 他に。
小川委員。
○委員(小川清美君) 環境基本計画、重要な施策だと思っておりますので、ぜひ取り上げていただきたいなとは思っております。
以上でございます。
○委員長(水野正光君) 2つ出ました。それでは、
建設経済委員会としては今後、道の駅の課題と、それから環境基本計画の策定の2つを議題として、調査研究を進めていきます。
次に、常任委員会閉会中の継続調査の申し出についてお諮りいたします。
議長に対し、別紙のとおり常任委員会の閉会中継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
それでは、ほかにこの機会ですので、何かご意見があれば、自由討議という形でもいいですが、ありましたらお願いします。
〔「なし」の声起こる〕
○委員長(水野正光君) 何もないようですので、これをもって委員会を閉じます。
午後2時34分 散会
本委員会の顛末を記載し、相違ないことを証するため、ここに署名する。
令和 年 月 日
建設経済委員長
建設経済委員会
本委員会に付託(送付)された事件及び審査結果
┌───────┬──────────────────┬──────┬───────┬──────┐
│議案番号 │件 名 │付託(送付)│ │ │
│ │ │年月日 │審査結果 │審査年月日 │
├───────┼──────────────────┼──────┼───────┼──────┤
│ 第2号議案 │犬山市
森林環境譲与税基金の設置及び │令和元年.6.│原案可決 │令和元年.6.│
│ │管理に関する条例の制定について │17 │(全員一致) │20 │
│ │ │ │ │ │
│ 第5号議案 │犬山市
附属機関設置条例の一部改正に │〃 │原案可決 │〃 │
│ │ついて │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第16号議案 │犬山市
農業集落排水処理施設の設置及 │〃 │原案可決 │〃 │
│ │び管理に関する条例の一部改正につい │ │(全員一致) │ │
│ │て │ │ │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第17号議案 │犬山市
道路占用料条例の一部改正につ │〃 │原案可決 │〃 │
│ │いて │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第18号議案 │犬山市
準用河川占用料条例の一部改正 │〃 │原案可決 │〃 │
│ │について │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第19号議案 │犬山市
法定外公共用物の管理に関する │〃 │原案可決 │〃 │
│ │条例の一部改正について │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第20号議案 │犬山市下水道条例の一部改正について │〃 │原案可決 │〃 │
│ │ │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第21号議案 │犬山市
水道事業給水条例の一部改正に │〃 │原案可決 │〃 │
│ │ついて │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第25号議案 │令和元年度犬山市
一般会計補正予算( │〃 │原案可決 │〃 │
│ │第4号) │ │(全員一致) │ │
│ │ │ │ │ │
│ 第27号議案 │令和元年度犬山市下水道事業会計補正 │〃 │原案可決 │〃 │
│ │予算(第1号) │ │(全員一致) │ │
└───────┴──────────────────┴──────┴───────┴──────┘...